リ・タンスイシステム

リ・タンスイシステム(雨水貯留浸透施設)

現代の都市環境は、ビルや路面舗装によって地表を覆われているため、自然の恵みでもある雨水は、地中への浸透を遮られ、都市型洪水や地下水の減少などを引き起こしています。また、都市に潤いを与えてくれる街路樹などの育成にも影響し、緑の美しさを失いつつあります。
現在、多くの自治体や公共施設、企業等では、環境開発による雨水放流や都市型洪水防止のため、雨水流出抑制施設の導入を積極的に進めています。 佐藤渡辺では、プラスチック製雨水貯留用滞水材を利用した「リ・タンスイシステム」によって、雨水流出抑制施設を短期間で施工し、導入コスト削減に貢献します。

リ・タンスイシステムの特長

■設置箇所の広さ、形状に柔軟に対応可能
リ・タンスイシステムはプラスチック製雨水貯留用滞水材を組立て形成します。地表から雨水貯留槽上部までの深さ(土被り量)や雨水貯留規模により、槽の深さを約0.5~6.0mにて設計を行います。雨水貯留槽の形状は、目的・用途により柔軟に対応が可能です。
■高い貯留効率
砕石貯留工法での貯留槽の空隙率は約30%なのに対し、リ・タンスイシステムでの空隙率は93~96%。
高い貯留効率による雨水流出抑制効果が期待できます。
■簡単な組立・工程短縮
軽量でコンパクトに積み重ねができるプラスチック製雨水貯留槽は組立が簡単なので、組立効率が良く、工程の短縮が図れます。
■強度・耐久性・免震性
リ・タンスイシステムは、用途に応じた十分な強度と耐久性を持っています。また、雨水貯留槽は柔構造なので、免震性に優れています。
■コストダウンに貢献
プラスチック製雨水貯留槽の運搬・組立は効率的に行えることから、短い工期での設置が可能であるため、コストダウンが図れます。
また、高い貯留効率によって貯留規模が縮小できるため、総合的なコストダウンにも貢献できます。
■貯留槽内の点検が可能
リ・タンスイシステムは、砕石貯留工法や他のポリプロピレン製貯留工法と異なり、点検孔から貯留槽の目視点検が可能です。

貯留槽内部

土砂捕捉水透過壁システム

土砂捕捉水透過壁システムを設置することにより、流入土砂による有効貯留量減少や浸透槽底面の浸透機能低下を防ぎ、長期的に維持管理の不安を解消します。

プラスチック製ブロック

AE-1(組立状態)

■AE-1工法
AE-1工法は「容器包装リサイクル法」に基づき、一般家庭ゴミから回収される容器包装系プラスチックをリサイクルした原料を使用している環境に配慮した商品であり、エコマークを取得しています。

MA-1

■MA-1工法
MA-1工法は、ペットボトルをリサイクルした再生PETを原料として使用している環境に配慮した商品です。

型名 AE-1 MA-1
材質 再生オレフィン系プラスチック(PP・PE) 再生ポリエチレンテレフタレート(PET)
サイズ 545×545×260mm 502×502×350mm
重量 4.9kg 4.3kg
鉛直最大応力 364.1kN/m2 217kN/m2
製品の鉛直許容応力 196.1kN/m2 117kN/m2
水平最大応力 206.6kN/m2 91kN/m2
製品の水平許容応力 111.2kN/m2 49kN/m2
空隙率 93% 96%
耐震性 レベル2地震動に対応 レベル2地震動に対応

組み立て風景

高岡市万葉なかよし保育園(富山)

黄金森公園(沖縄)

目的別施工タイプ

リ・タンスイシステムには、目的別に2つの施工タイプ(浸透型、貯留型)を用意しています。
雨水貯留槽への雨水流入は、泥溜めますやフィルター類を通して行われます。
そのため、リ・タンスイシステムと抜群の透水能力を有するパーミアコン(ポーラスコンクリート舗装)との合理的な設計、組み合わせによりさらに高い雨水貯留浸透機能を発揮させることもでき、土地を有効に利用することが可能です。

浸透型

構成概念図(浸透型)

雨水貯留層を透水シートで包み、集中豪雨による雨水を雨水貯留槽にて一時貯留し、ゆっくりと地下に浸透させます。都市化によって低下した保水機能の回復や水循環の再生に寄与し、周辺環境にうるおいをもたらします。

貯留型

構成概念図(貯留型)

雨水貯留層の側面および底面を遮水シートで包み、集中豪雨による雨水を雨水貯留槽にて一時貯留する事により、雨水が下水道や河川に一気に集中する都市型洪水を防ぎます。オリフィス等の放流設備との組合せにより、下水道や河川の許容放流量まで流出を絞って放流します。

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