エコブロック

エコブロック(ポーラスコンクリート植生ブロック舗装)

エコブロックは、天然芝とパーミアコン(ポーラスコンクリート舗装)を組み合わせた植生ブロック舗装です。舗装の強度を保ちながら、天然芝の育成を一体化した環境保全型の舗装です。エコブロックは透水性、保水性、通気性にたいへん優れ、天然芝全体にわたり十分な水分と酸素を供給でき、客土部分の乾燥も抑えます。
エコブロックの構造が天然芝の育成を保護しているので、駐車場やオートキャンプ場等の緑化促進、自然環境保全に最適な植生ブロックです。

特性と効果

■天然芝は環境をやさしくする
青々と育成した芝生は、私たちに安らぎ感や生き生きとした開放感を与えてくれます。自然芝には砂塵の飛散防止や断熱効果もあり、真夏の暑い照り返しを抑え、気温を調整する働きもあります。私たちの環境をエコロジカルにやさしくしてくれます。
■自動車環境をエコロジカルに
芝生は公園、庭園、スポーツ施設のグラウンド、スタンド等に広く植栽されてきました。
エコブロック舗装は、天然芝の育成環境をさらに広げます。エコブロックの構造が天然芝の育成を保護しているので、自動車走路、駐車帯、オートキャンプ場等の自動車環境の整備、デザインに最適です。
■芝もブロックも呼吸する
エコブロックは、パーミアコン(ポーラスコンクリート舗装)の技術を使用し、天然芝を植生するスペースを複数くり抜いて形成した舗装ブロックです。エコブロックはポーラス構造(多孔構造)で、透水性、保水性、通気性にたいへん優れています。天然芝全体にわたり充分な水分と酸素を供給できるので、用土部分の乾燥も抑えます。エコブロック内の天然芝は、いつも生育上良好な状態に保たれ、根腐れすることもありません。芝もブロックも呼吸しているのです。
■気温の調整効果
エコブロック敷設内に、スプリンクラー等散水設備の併用により、エコブロックと用土部分の保水効果はさらに上がります。保たれた水分が蒸発する時の気化熱により、周囲の気温を下げる働きをします。
■芝を傷めない
エコブロック内の天然芝は、自動車の走行による圧力にも耐えられます。エコブロックの芝生開口部が自動車タイヤの設置部分より狭く作られているので、芝生が転圧されません。
■不陸がつきにくい
エコブロックは、1ブロック0.4~0.6m2、75~115kgと広い面積と安定した重さを持ち、施工のおさまりが大変良い仕上がりとなります。
■走行性も歩行性も快適
エコブロックのポーラス構造(多孔構造)が、晴れの日はもちろん、雨の日でもブロック表面を滑りにくくしているので自動車の走行も安心です。

標準図

エコパーキング

サイズ: 500×1000 mm
参考重量: 95〜105 kgf
緑化率: 45 %/m2(標準割付図の場合)

エコターフ

サイズ: 800×800 mm
参考重量: 110〜120 kgf
緑化率: 36 %/m2(標準割付図の場合)

エコターフミニ

サイズ: 625×625 mm
参考重量: 75〜85 kgf <厚さ100mmタイプ 50〜57 kgf >
緑化率: 31 %/m2(標準割付図の場合)

※単位:mm
※路盤150mmの上に、サンドクッション層として砂30mmが必要です。
※エコパーキングは乗用車専用となっています。
※車路には、開口部の小さいエコターフミニをおすすめします。
※真夏の高温、雨不足に備えて、付近に水道栓を設けておくことをおすすめします。

施工例

さいたま市盆栽美術館(埼玉)

まんのう公園(香川)

権現堂公園駐車場(埼玉)

三木動物愛護センター(兵庫)

昭和記念公園(東京)

淡路動物愛護センター(兵庫)

まんのう公園(香川)

大阪城公園(大阪)

臨海副都心潮風公園(東京)

箱根パーキング(神奈川)

梁川中学校(福島)

宇都宮上三川インターチェンジ調整池(栃木)

岡山県立図書館(岡山)

湯涌温泉・夢路館(石川)

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