サーモスペーブ

サーモスペーブ(コンクリート系保水性舗装)

パーミアコン(ポーラスコンクリート舗装)の空隙内に吸水・保水機能を持つ特殊セメントスラリーを充填した保水性舗装です。雨水を蓄え、その水分が徐々に蒸発する時の潜熱(気化熱)で夏期の舗装温度上昇を抑制する、人と環境にやさしい舗装です。環境問題となっているヒートアイランド現象の対策に役立ちます。

用途と舗装断面

[歩道タイプ]
・歩行者系道路の舗装区分Ⅰ、園路、広場

[乗用車対応駐車場タイプ]
・乗用車を対象とした駐車場、建築外構

特長

舗装温度上昇抑制効果
従来のアスファルト系保水性舗装より、さらに5〜8℃程度も、舗装温度上昇を抑制できます。
効果が持続
母体が白色系のパーミアコン(ポーラスコンクリート舗装)を使用するため、経年とともに舗装表面の保水材が摩耗しても、白色系の表面性状は残り、夏期の舗装温度上昇を抑制する効果が持続します。
景観性
保水材(特殊セメントスラリー)に顔料を加えることで、周囲の景観と調和した舗装を演出できます。

藤沢SST(神奈川)

舗装内温度の上昇抑制効果(例)

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