*意味 [#o6fd5bda]
舗装構造の強さを現場で舗装を壊さずに試験する非破壊試験法の1つで、重い重錐をどすんと落として、その近傍の舗装表面の沈み込みを精度の高い測定装置で測って、たわみ面の形を記録するものです。地盤が弱いと遠くまで沈み込みます。普通は5トンの荷重がかかるように落しますが、もっと小さくて持ち運びできるHFWD Handy Falling Weight Deflection Testというのもあり、限定した目的には使えます。空港のような400トンもあるジャンボが通るようなところでは、5トンぐらいではあまり差がでないので、10トンの荷重をかけます。測定したデータは[[多層弾性理論(たそうだんせいりろん)]]による逆解析で解析されます。ちょっと似たものに、ロードレータ roadraterといって、重りを落とすのでなく、振動させて大きな荷重をかけて、その時のたわみの形状を計測する装置と、トレーラで牽引していくものがあり、アメリカで多用されていました。今ではFWDにとって代わられているかもしれません。FWDも車輌に組み込まれたものと牽引するものとがあります。

*英語 [#g644a80e]
[[Falling Weight Deflection Test]]

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*関連用語検索 [#u0b99dfd]
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