*意味 [#gc7b7ce2]
トンネル工事で崩壊の危険が大きいとき、上部を先にコンクリートで巻いて([[巻き立て]])、残った側壁([[土平]](どべら)は後で掘削してコンクリートを打ちます。これが逆巻工法です。こうして、アーチ部のコンクリートと、側壁のコンクリートとの間に継ぎ目ができますが、この部分の施工は難しく、迫めといって、特に入念に施工します。コンクリートは普通は下から打設するのが自然ですが、この場合は逆打ちになります。アーチ部の一番上、アーチクラウン(日本語で言うと(拱頂:こうちょう))といいますが、この部分も重力に逆らってコンクリートを充てんするので、大変で上げ迫めといって、さらに入念に施工します。逆巻きの反対語は本巻きです。側壁の下部から上部、次にアーチ部と下から順に[[覆工(ふっこう)]]していきます。

*英語 [#g644a80e]
[[flying arch method]]
[[Belgian method]]
[[inverted lining]]
flying arch method,Belgian method,inverted lining

#html{{
<div class="related">
}}
*関連用語検索 [#u0b99dfd]
&tag(土平, 覆工);
#html{{
</div>
}}


#enull{{
[[flying arch method]]
[[Belgian method]]
[[inverted lining]]


&tag(サ);
}}

トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS