*意味 [#i14ee287]
#ref(02063_mizunuki.gif,right,around,nolink,水抜き)
(1)[[擁壁(ようへき)]]とか[[石積み(いしづみ)]]、あるいは[[法面(のりめん)]]の背面に水が溜まらないように、直径 4-5 cmくらの硬質塩ビパイプなどを設けるものです。右の図はコンクリート吹きつけの場合で、止め釘で留め、要所々々にちょっと長いアンカーを使っています。
(2)地すべり対策で、[[地山(じやま)]]に水平にボーリング(水抜きボーリング、排水ボーリングです。)して穴あきのパイプを埋めるのも水抜孔です。みずぬきあな、みずぬきこう、単にみずぬき、どれでも構いませんが、みずぬきこうと言うと
(3)トンネル工事で、水の湧き出しが多すぎるときに、本線とは別に小さな水抜きトンネルを設けることがあり、別名を水抜き坑といいます。地山の中に地下水の通り道:みずみち(水道)が出来ていることがあります。これに出くわすと思わぬ出水で切羽(きりは)が崩壊したり、地山がゆるんだりして[[支保工(しほこう)]]も[[覆工(ふっこう)]]も終えてから土圧が増える後荷(あとに)という現象が起きて変形を招いたりします。

*英語 [#g644a80e]

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*関連用語検索 [#u0b99dfd]
&tag(水抜き, 水抜き孔, 水抜きトンネル, 切羽, 支保工,覆工, 後荷);
&tag(切羽, 支保工,覆工);
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