*意味 [#f411e461]
道路の普通の[[曲線]]は平面曲線で、円の一部です。ところが、直線から、円になる中間の部分というのがあります。それが[[緩和曲線]]です。これがないと、ぎくしゃくします。緩和曲線には、普通、[[クロソイド曲線]]を使います。これはハンドルを一定の速さで、回すときに描かれる車の軌跡です。これは曲線の長さに比例して曲線半径が変わるわけです。[[レムニスケート]]というのは曲線の弦の長さに比例して曲線半径が変わるものです。実質的はあまり違いはないので、扱いの容易なクロソイドが用いられるわけです。直線から曲線に入るときに、片勾配をつける関係で、ローリングといって、車が進行方向を軸にして回転します。普通はどうということはないのですが、自動車の性能試験用とかで、恐ろしい速度で走る周回路などでは、運転手の目が回る、といったことが起こります。これを防ぐための曲線が、[[マッコンネルカーブ]]で、ローリングの角速度と、角加速度までが、一定以内になるようにする、計算もややこしい曲線です。道路の勾配が変わるところには[[縦断曲線]]が使われます。その場合は、半径も大きいので、緩和曲線みたいなのはつけません。[[緩衝縦断曲線]]というのは、そういうののと違って、平面の緩和曲線を設けて、片勾配も曲線半径の変化に応じて変えていくと、道路の端が縦断的に勾配を持つようになります。これが、カクンと折れるようになるのを防ぐように、変わり目のところに一種の縦断曲線を入れるものです。

*英語 [#g644a80e]
[[horizontal curve]]
horizontal curve

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