*意味 [#uc5e2915]
#ref(03053_rakkyo.gif,right,around,nolink,らっきょ)
鉄筋コンクリート柱の主鉄筋に巻きつけるようにした水平方向の鉄筋です。バックリングを防ぐのが目的です。帯鉄筋の方が正しい名称のようです。この鉄筋は気休めなどではなくて、大変な力・hoop stress が働くようです。日本語は[[フープ応力]]とか[[張り応力]]とかになるでしょう。引っ張り応力の仲間です。円筒形の柱に垂直に力を掛けると[[円周方向には垂直圧力の二倍の応力:http://www.efunda.com/formulae/solid_mechanics/mat_mechanics/pressure_vessel.cfm]]が発生するようです。hoopというのは桶のタガのことです。柱などで円形になったものはフープ筋(hoop )、バンド筋とも言います。また、らっきょ(バンド)というのは、その形で、右図のように組み立てるときに、上辺をつながずに、別に冠筋というのを添える方法のことを言います。なぜらっきょなのか、冠筋まで考えると鉄筋が二重、三重になっているからなのでしょう。なぜ、そんなことをするのか、多分、組み立ての順序の関係で、先に上辺をつないでしまうと、中の主鉄筋を配置するのに都合が悪いのでしょう。

*英語 [#g644a80e]
[[hoop tie]]
[[hoop lateral tie]]
hoop tie ,hoop lateral tie

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*関連用語検索 [#u0b99dfd]
&tag(バックリング, 帯鉄筋);
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[[hoop tie]]
[[hoop lateral tie]]


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