*意味 [#tfeae398]
[[アスファルト混合物]]の、わだち掘れのしにくさを試験する試験です。専門家の間ではWT試験と略して書くこともあります。30 cm角、厚さ5 cmの板を作って、夏の高温を想定した温度で、その上を小さなタイヤで往復させ、1 mmのわだち掘れができるのに何回往復したかを調べます。これを[[動的安定度]]と呼びます。よく略してDSと呼ばれます。1分間あたりのわだち掘れの深さをRD (Rate of Deformationの略)と言いますが、最近はアスファルト混合物が丈夫になったせいで、数字が小さ過ぎるのと、DSと、一定の関係があり、同じ情報なので用いられなくなっています。ここに説明した試験法は日本独特のもので、国によって違います。試験機の名称もイギリスなどは日本と同じですが、アメリカは標準的なものが、APA(Asphalt Pavement Analyzer)、フランスだと、wheel trackerとか、French Rutting Tester(FRT)(英語の読み方で同じものです。商品名としてはORNIEREURのようです。)、ドイツだとHumburg-Wheel-Tracking Deviceになり、それぞれ、供試体の大きさなどが違います。

*英語 [#g644a80e]
[[Wheel Tracking Test]]
Wheel Tracking Test

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*関連用語検索 [#u0b99dfd]
&tag( アスファルト混合物, わだち掘れ, 動的安定度);
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[[Wheel Tracking Test]]


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