*意味 [#nbe54f9d]
コンクリートに繊維質のものを混合して、コンクリートの強さを増す方法があります。よく用いられるのは、長さ3~4cmの針状のスチールファイバーで、SFRCという略語があります。SFコンクリートあるいは鋼繊維コンクリート、繊維補強コンクリートと呼ぶこともあるようです。アスファルト舗装でもファイバーを入れることがあります。よく用いられるのは植物繊維で、要するに紙の繊維をばらした綿くずのようなものです。故紙から作られたものもあります。アスファルト舗装はアスファルトの量が多い方が耐久性がいいのですが、あまり多くすると、運搬しているうちにアスファルトが垂れ落ちて混合したものが分離してしまいます。この植物繊維を入れるとその表面積の大きさで多くのアスファルトを吸着するので、アスファルト量を多くできます。若干は繊維の強度も役に立っていると思いますが、アスファルトの増量というわけでなく、アスファルトを増やすために用います。この植物繊維の代表的なのが、ドイツの会社の商品名ですが、アボセルというものです。ほかにも強度を増す目的のプラスチック系の繊維を用いる方法もあります。→[[アラミド繊維]]、[[エポキシ樹脂]]、[[FRP(繊維強化プラスチック)]]

*英語 [#g644a80e]
[[fiber reinforced concrete]]
fiber reinforced concrete

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*関連用語検索 [#u0b99dfd]
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