意味

杭打に使う鉄の重錐。本来はモンキーらしいです。上がり、下がりする姿を猿に見立てたもののようです。同じ上がり下がりするもので、足場につける小さなクレーンはモンキーですが、一方はいつしか訛ってモンケンになったようです。昔風に言うと真矢分銅らしいです。杭の頭に立て、モンケンの中心孔に通して、これを誘導する長い鉄の棒のことを真矢(しんや)、あるいは心矢と書きます。櫓(やぐら)を組んで打つわけですが、この櫓を行燈櫓と言うようです。即物的に分かりやすく言うと杭打ち櫓ですけど。柱が二本だけの櫓は二本子櫓、これを使って杭を打ち込むのは二本子打ちです。モンケンの形によって丸モンケン、角モンケンと呼ばれます。

英語

monkey

仏語

mouton

独語

Ramme

関連用語

モンケン モンキー 真矢分銅 行燈櫓 真矢 心矢 行燈櫓 杭打ち櫓 二本子櫓 二本子打ち


トップ   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS