(1)漢字は太柄らしいです。突きつけるようにして接ぐ場合に、接触面がずれないよう、両方の材にまたがってはめ込む鉄、木など。伝統的な城の石積みでは鉛を流し込んでいました。コンクリートでは栗石をはめ込んだりします。ネットで語源を探すとドイツ語由来というのが見つかりますが、嘘でしょう。Dübelならジベルとして定着した用語になっています。太柄という漢字からすると、この読みが中国読みでダボではないでしょうか?昔は寺院などの建築技術は中国から来たのだろうと思います。06年3月25日、テレビで唐招提寺の金堂が1200年、倒壊しない謎を追っていましたが、ダボというのはきっちり嵌っているわけではなく、適度にダボダボになっているようです。力を伝えるよりはずれ止め、それも場合によってはシアピンのように壊れて全体を守る役目もあるかも知れません。
(2)トンネルの測量で基準点のことをダボとかダボ点と呼ぶようです。普通は路面に作るわけですが、それが出来ない場合は天井に天ダボを設けたり、側壁に設けたりするようです。

英語

dowel, joggle

仏語

goujon, cheville, tampon

独語

Dübel, Diebel, Dorn

関連用語

日本語だぼ ダボ(点) 太柄 栗石 シアピン ダボ ダボ点 天ダボ
英 語point rod Punktstab


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