*意味 [#k1e65bc0]
車両の走行や人の歩行などで舗装面がみがかれる作用のことです。すり減りをかっこよく言ったものです。石灰岩などの軟らかい骨材を用いた舗装では、ポリッシングによりすべりやすくなるおそれがあります。タイヤによる摩耗を想定した試験法があって、円筒の周りに試料を貼り付けてタイヤの下で回転させて、ポータブルテスタで摩擦係数に相当する[[PSV]]を求める試験法がイギリスにあります。すり磨きという言葉がありますが、これは、ひび割れたコンクリートで、分かれたコンクリートがお互いにこすれあってすり減ることです。橋の床版のように繰り返し荷重がかかるところでよく起こります。水が入るとさらに急速に進み、ひび割れが上から下まで貫通すると、並列梁構造化と言って、床版が一体でなく分割された梁になってしまい、毛利元就の三本の矢ではありませんが、弱くなります。


*英語 [#g644a80e]
[[polishing action]]

*仏語 [#f3f2c5c8]
[[action de polissage]]

*独語 [#w95470cf]
[[Nachbehandlung]]
[[Nachschleifen]]

*関連用語 [#uc842f24]
&tag(ポリッシング作用, すり減り, ポータブルテスタ, PSV, すり磨き, 並列梁構造化);


#enull{{
&tag(ホ);
}}

トップ   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS