*意味 [#m7673bf7]
トリニダッドエピュレのような硬いアスファルトをクッカ-車 cookerと呼ばれる加熱混合のためのケットルを積んだ車両で220-260℃の高温に加熱して液状にし、これを流し込んで舗装とするものです。ローラでの転圧はしませんというかできません。昔は流し込みアスファルトと訳していたそうです。鋼床版などの防水層としてよく用いられます。この舗装のための混合物は当然グースアスファルト混合物です。表層として用いる場合は、[[ロールドアスファルト舗装]]と同じように、[[チッピング]]します。軟らかいストレートアスファルトに[[石粉(いしこ)]]を多く入れても、似たようなものが作れます。日本ではマスチックアスファルト(アスファルトマスチックでもいいようです。)、あるいはサンドマスチック sand masticと言って区別し、貯水池などの防水層として使いますが、欧米ではマスチックアスファルト mastic asphaltは、むしろグースアスファルトを指すようです。というか、多分、日本ではドイツから入ってきて、ドイツ語の発音が残っているのでしょう。


*英語 [#g644a80e]
[[mastic asphalt]]
[[asphalte coulé]]

*仏語 [#f3f2c5c8]
[[bitume coulé]]

*独語 [#w95470cf]
[[Gußasphaltbeton]]

*関連用語 [#x6f29e3c]
&tag(グースアスファルト舗装, アスファルトマスチック, トリニダッドエピュレ, クッカ-車, ケットル, 流し込みアスファルト, 表層, ロールドアスファルト舗装, チッピング, ストレートアスファルト, 石粉, マスチックアスファルト, アスファルトマスチック, サンドマスチック);

#enull{{
&tag(ク);
}}

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