*意味 [#qdd81a87]
レンガ・タイル・石・[[モルタル]]塗りなどの左官仕事の接合部のことです。目地の幅や間隔を決めて割り付けることを目地割りと言います。押し目地というのは[[モルタル]]を塗ったあと、目地ごて(目地棒とも)というので、押しつけて作る目地です。目地棒は、コテというよりは棒状のものを押しつけるもので、いろいろな製品があります。こうして作った目地は表面から凹んでいて引込み目地ということになります。引き目地だと、レンガ積みなどで目地部分を[[モルタル]]で塗りつぶしてから釘みたいなので筋を引いたものを言うようです。反対に出っ張った出目地というのもあって、これは意匠としてのものでしょう。レンガ積みの場合は左官屋さんが腕を振るって撫でつけるのでしょう。コンクリートの場合は型枠の板を二重にして内側の型枠に隙間をあけておくと出来ます。何とか目地という言葉は何十くらいあるのでしょうか。個人が実際に接するのは、そうたくさんではないでしょうが。
コンクリート打設のときなどの継目。わざわざ設ける目地もあります。⇒[[舗装一口知識>目地、ジョイント、継手]]参照。その継目にはさむ板を目地板と言い、[[ブローアップ]]を防ぐ役をします。繊維にアスファルトをしみ込ませた瀝青繊維質板などがあります。目地に詰める材料を目地材と言います。注入目地材といって、溝に流し込むものと、あらかじめひも状に成形した成形目地材というがあります。注入目地材にはまた、アスファルトにゴムなどを混ぜたものを溶かして流し込む加熱施工式と、乳剤や2成分硬化型のものなどがあります。成形目地材の中には中が中空になっていて目地幅の伸縮をよく吸収する中空目地材というのもあるようです。↓

*英語 [#g644a80e]
joint


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*関連用語検索 [#u0b99dfd]
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