*意味 [#m7bac0c6]
道路の設計では予測した交通量が通れるように車線の数を決めるわけですが、そのときに設計交通容量というのが使われます。どうして、[[可能交通容量]]を使わないのか? 幹線道路などは設計速度も高く、すいすい通す必要がありますが、これを、計画水準と言っていますが、重要度に応じて、可能交通容量を割り引いたものを設計交通容量とするわけです。で、予測した交通量がちゃんと通れるのか? 交通量というのは時間によって多くなったり、少なくなったりしているわけで、一番多いときの交通量を考えればよいのでしょうが、これだとべらぼうに必要な車線数が多くなったりします。そこで、一年間、時間にして8,760時間の一時間ごとの交通量を多い順に並べていくと、経験的に、1番目と30番目とでは、倍半くらいの違いがあります。年に30時間くらいは、ちょっと我慢しようというので、30番目を[[設計時間交通量]]とします。計画水準というのは日本だけの造語ですが、[[サービス水準]]が、これに当たります。

*英語 [#g644a80e]
[[design capacity]]

*仏語 [#f3f2c5c8]
[[capacité pratique]]

*独語 [#w95470cf]
[[praktische Leistungsfähigkeit]]
[[Zulässige Verkehrsbelastung]]

*関連用語 [#p16a4c13]
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