建設用語小辞典

騒音抑制舗装(そうおんよくせいほそう)

これらのキーワードがハイライトされています:弾性ゴムチップ舗装

意味

騒音を抑制する舗装で、排水性舗装が代表的なものです。道路公団では高機能舗装と言っています。これにはわだち掘れに強いという意味も含まれているようです。コンクリート舗装でもウィスパーコンクリートが注目されています。自動車による騒音というのはエンジン音、タイヤと路面との間の摩擦音、タイヤトレッドの溝の中の空気が押しつぶされて爆発的に吐き出されたり、また空気を吸ったりするときのポンピング音 air pumping noiseあるいはエアポンピング音:air pumping などですが、高速になるとこのポンピング音の割合が大きくなってきます。これらの舗装では表面の凹凸のために、このポンピングが発生しにくくなって、比較的、高音の耳に立つ騒音が減少するわけです。排水性舗装のように空隙のあるものは空隙のよる吸音効果も騒音低減に寄与します。最近では弾性ゴムチップ舗装といってゴムチップを排水性舗装のような感じの平板にした高機能のものも開発されています。また、アスファルト混合物に凍結抑制を目的としたゴム入り舗装、当社の例ではルビット舗装も、それから砕石マスチック舗装も、その表面性状から騒音抑制効果があると言われています。

英語

noise reducing pavement

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