建設用語小辞典

設計期間(せっけいきかん)

これらのキーワードがハイライトされています:舗装の信頼性

意味

舗装の設計期間はこれまでアスファルト舗装では10年、コンクリート舗装では20年とされてきましたが、2001年7月に舗装の構造に関する技術基準が新しく定められ、選択できることになりました。10年以上保たせたい場合には、疲労破壊輪数を割増してやるわけです。もともと舗装というのは、大量に作る公共物で安くなければならないということ、少々の損傷が生じても常に維持補修を続けていれば、人命にかかわることはなく、道路は水道、ガスなどの生活に必要な設備を埋設する空間でもあって掘り返しは避けられないという事情があって、橋のように設計期間の間、絶対にこわれないという考え方になっていません。AASHTOでも、そういう考え方です。そこで舗装の信頼性という言葉が出てきますが、設計期間 10年というのは、10年たつと半分は疲労破壊(ひろうはかい)する、つまり信頼性は50%、舗装計画交通量を倍にすると75%は壊れない、つまり信頼性は75%、交通量を4倍にすると90%になるという考え方になっています。

英語

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