建設用語小辞典

芋目地(いもめじ)

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意味

芋目地

石、レンガなどを積む場合に、一つ以上の縦目地が垂直に連続するものです。目地部は弱点で、これが連続すると一般的には強度が弱くなり悪い積み方です。芋ねえちゃんというように、芋がつくといい意味にはなりません。ブロック積みの場合、鉄筋を入れる都合で、芋目地にします。反対語はレンガ目地、うま目地あるいはうまのり目地になります。ストレッチャー:stretcherは長手積みのことですが、普通はうま目地なのでうま目地と考えていいでしょう。芋目地のように目地の線が通っているのは目通りです。その他、石積みの悪い積み方には毛抜き合端、笑い合端、あぶり、あごだし、せり出し、目違いこけ込み、つづみ胴、鏡張り。逆石、稲妻目地、四つ目、芋串、重箱、落とし込み、四ツ巻、七ツ巻、八ツ巻などがありますが、石垣のいけない積み方に図入りで説明があります。

英語

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