建設用語小辞典

縦断面(図)

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意味

横断面

道路を長手方向に切った断面を図にしたものです。高さに比べて距離の縮尺を小さくして、勾配がよく分かるようにします。距離、原地盤高、施行基面、つまり、施行の基準になる高さで、舗装表面の高さとか、縦断勾配、縦断曲線長、平面曲線についても、どちらの方向に半径何 mのカーブが入っているか、クロソイドの始点、終点などが分かるようになっています。では、この標高はどうやって決めるのか、それは基準面からの高さ、つまり、基準となる水準面、これはどの点も重力の方向と直角になるような曲面ということですが、日本では東京湾の平均海面からの高さが基準面です。水準点は標高が正確に定められている点で標石(ひょうせき)などが埋められています。主要な道路には 2 kmおきぐらいにあります。さらに、その水準点から測量して測った、建築の際の各階の高さの基準となる点なども水準点と呼ばれるようです。ベンチマークとも呼びます。

英語

longitudinal section,longitudinal profile

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