建設用語小辞典

機能植栽(きのうしょくさい)

これらのキーワードがハイライトされています:視線誘導機能植栽

意味

植物を植栽することによって美観を良くする以外の役に立てることです。昔からある防風林などはその代表でしょう。ここでは、道路にかかわるものを列挙します。視線誘導植栽は運転者が前方の道路の線形が前もって分かるように、路側にはっきりと区別できる連続的に見えるよう植栽したものです。夜は別として視線誘導標の役目をするわけです。指標植栽は環境を知るために、特定の環境物質に敏感に反応して元気になったり、枯れてしまったりする指標植物を使った植栽です。遮光植栽、あるいは防眩植栽は中央分離帯に植えて対向車の前照灯による幻惑を防いだり、周りの住宅や家畜舎に車の前照灯の光が入らないようにするものです。遮へい植栽は見苦しいもの、隣の道路の紛らわしい信号など見えては困るものを目隠しするための植栽です。修景植栽は特に、景観を良くするために植えるものです。緑陰植栽は強い日差しを防いで、憩いの空間を作るための並木には当然この機能があります。

英語

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