建設用語小辞典

放水路(ほうすいろ)

これらのキーワードがハイライトされています:承水路

意味

洪水を防ぐ目的で、川を人工的に分岐させて作る水路です。分水路も同じです。放水路には水力発電所では別の意味があって、発電に使った水を川に戻すための水路をいうようです。疎水路は放水路と同じく人工的に作るものですが、水運とか発電、潅漑用の取水とかの利用目的で作るものです。捷水路というのは、曲がりくねった河に近道を造ったものです。ゆったりと流れていたのが、直線的に流れることになり、水流の勢いが増すことになり、下流の方にいろいろと影響もでることになります。古い言葉のようですが、承水路というのがあって、これは干拓地などの低地に入ってくる水を承けて、よそへ逃がす水路です。道路の方で、捷路(しょうろ)というのがあり、Y字型に交差するとき、鋭角が曲がりやすいように、Yの上の方に近道をつけたものを言います。最近ではショートカットというのが普通でしょう。これも古い言葉で衝路というのは、敵が攻めかかってきそうな要路といみです。

英語

flood way,diversion channel

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