建設用語小辞典

中性岩(ちゅうせいがん)

これらのキーワードがハイライトされています:安山岩

意味

火成岩(かせいがん)のうち、シリカ分が52%~66%のものということになります。安山岩やせん緑岩(閃緑岩)などがそうです。こうした分類は使い勝手の面から分けたもので、でき方から分けるのが通常の分類です。安山岩の英語、アンデサイトは、アンデス山脈に多いのでそういう名前になっています。安山岩もアンデサイトから作った名前だということです。安山岩はマグマが急冷して結晶化があまり進まず、結晶は小さいか、ガラス質(晶質)ですが、中に大きめの結晶があって斑晶と呼ばれています。この斑晶が何でできているかによって、角閃石安山岩、輝石安山岩、カンラン石安山岩などの名前が付けられます。秋田県の男鹿半島にある寒風山のふもとで採れる輝石安山岩は、男鹿石、別名、寒風石として珍重されています。

英語

intermediate rock

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