建設用語小辞典

三軸圧縮試験(さんじくあっしゅくしけん)

これらのキーワードがハイライトされています:一軸圧縮試験

意味

#ref(): File not found: "01040_monoaxistest.gif" at page "三軸圧縮試験(さんじくあっしゅくしけん)"

x軸、y軸、z軸といった具合に三方向から圧縮力を加える試験です。三軸と言ってもそのうちの二軸は圧力室という気密容器に供試体を入れ、水のようなものを入れて圧力をかける(拘束圧といいます。)という仕組みです。ものを圧縮して試験するとき、加える力の方向以外の方向にかかっている力の大きさによって強さが違ってきます。普通の圧縮試験は一軸圧縮試験で、1方向、例えば上下から力をかけて、側方は自由にしておきますが、土のような物体は、そのような影響が大きく、地中では、実際、拘束された状態にあるので、そのような試験をします。このような試験ができる試験器は当然、三軸圧縮試験機です。土でも一軸圧縮試験はあります。右の図は一軸圧縮試験です。検力計はプルーフリングと呼ぶ方が多いと思います。真ん中にあるのはダイヤルゲージです。一般に強度の試験では載荷速度が重要です。いずれにしても供試体は圧かい(圧潰、圧壊)という、要するに押しつぶされる壊れ方をします。

英語

traxial compression test

ページトップへ戻る