建設用語小辞典

一本支柱(いっぽんしちゅう)

これらのキーワードがハイライトされています:シュロ縄

意味

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樹木を移植した後、十分に活着するまでの間、支柱をします。このやり方にいろんな方式があります。一本支柱はもちろん、竹または丸太を一本だけ使う方法です。斜めに立てて幹との交点を結束線と呼ばれる鉄線、シュロ縄(シュロの木の幹に生えている毛で作る)などで結束するものと幹に沿わせて数カ所で結束する方法があります。斜めに立てた支柱の根本付近には小さな杭をやはり斜めに立てたやらずで支柱を固定します。さらに支柱の地中に入る部分に抜けにくいように横木を打ち付けておくのはトンボまたは下駄です。幹に沿わせる方法は添え木(そえぎ)、あるいは添え柱(そえばしら)とも呼ばれます。長丸太支柱は高い木などで、三方向から竹とか長丸太とかを立てかけて結束する方法で別名はなぜか八つ掛け支柱です。竹を使ったものは竹三本支柱という別名があります。あまり高い木には使えません。

四本支柱というのは何本も寄せ植えしてあるのを3本まとめて支えるもので、3本の木にそれぞれ斜めの一本支柱を結束し、それを真ん中に立てた太い丈夫な支柱に交差するように集めて結束するものです。一列に並べて植えた細い木を横棒に結束し、両端の木に一本支柱あるいはもう一本足して二本支柱で支えるのは布掛支柱(ぬのがけ)です。間に間柱(まばしら)を立てたりします。三方からワイヤで引っ張る方法はワイヤ支柱です。

街路樹などでよく見掛ける幹を挟むように2本の支柱を立てて横木で幹と支柱を結束するのは鳥居型支柱、2本の支柱が下に広がる形のものは富士型支柱です。

英語

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