建設用語小辞典

ローゼ桁

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意味

ローゼ桁
ローゼ桁

だいたいの形はランガー桁と似てますが、アーチ部分は曲げにも抵抗するようになっていて、ごつい感じになります。Lohseというドイツ人が考え出したものだということです。ニールセン橋は日本ではニールセン・ローゼ橋と呼ばれているようですが、Wikipediaの英語版、ドイツ語版では「日本ではニールセン・ローゼ橋と呼んでいるがこれは間違いである」と出ています。アーチ部分が曲げも受け持つのはローゼ桁と同じです。桁と言ったり、橋と言ったりしていますが、この場合は同じ意味です。日本ではローゼ桁の亜流と見ているのでしょう。吊っている吊材(ハンガー)が斜めに交差しているのが特徴で、どんな力学的合理性があるのかはよくわかりません。吊り材は細く、ローゼよりはスマートになります。ニールセンも人名ですが、スウェーデンで多用されたということで、スウェーデン人かも知れません。

英語

Lohse girder,Lohse arch

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