建設用語小辞典

ホッパ

これらのキーワードがハイライトされています:朝顔

意味

ホッパというのは研究社の英和辞典では引くと、「穀物・セメント・石炭などを流下させる漏斗、つまり、じょうご状の装置」となっており、粒状に近い材料を受けて流下させるための装置のようで、アスファルトフィニッシャにもついていますし、アスファルト合材プラントでは骨材のホッパがあります。こちらの方が漏斗状の姿そのものですが、アスファルトフィニッシャのものは漏斗とは程遠い感じになっています。断面は一応、そんな形でしょう。これも開発当初は漏斗状だったのではないでしょうか? そして重力式で流下させていたのが、均等に撒き出すのには具合が悪く、コンベアを使って均等に撒き出すようになり、今のような姿になったのではないでしょうか? コンクリートを打設するときにコンクリートをいったん受けるホッパはその形から朝顔とかちょうちんとか呼ばれるようです。朝顔というとまた、別の意味があって建築などの足場で高いところからの落下物を防ぐために、板で受けるようにしますが、これも朝顔です。朝顔を連想させるものでほかにもあるかも知れません。男子トイレのように。

ところで、昔はカタカナ言葉の最後にホッパー、センターというように長音記号を付けていましたが、最近では長音記号を省く用法が一般的になっています。役所などで、どんな場合に省く、省かないといったマニュアルがあるようですが、最近では最後にくる長音記号は省いた方が安全という感じです。英語の発音も長音記号を省いた方が実際により近いようです。

英語

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