建設用語小辞典

パブリックインボルブメント

これらのキーワードがハイライトされています:社会実験

意味

公共事業などの計画の決定にあたって、計画の段階から一般の人が参加して、ほんとに地域が欲しいものができるようにしよう、という考え方です。百年の計には向かないかも知れませんが、あとで文句は言えないという仕組みにはなります。英語の意味からすると一般人を巻き込むということでしょう。最近、社会実験という言葉が出てきましたが、これは、パプリックインポルブメントで、提案された施策がほんとにいいか、やってみよう、というもので、国土交通省が、交通社会実験制度というのを平成11年度に創設して、国の費用でできるようにしたものです。何でもやれるというわけではないでしょうが、あれこれ、議論するより手っ取り早く、身をもって体験して納得できるというわけです。小泉さんは構造改革という壮大な社会実験を始めていますが、こちらも結果が納得できるものだったらいいのですが。この場合はパブリックインボルブメントとは違って百年の計まで行かなくても5年、10年の計なのでしょう。多分、10年以上は辛抱できませんから。

英語

public involvement

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