建設用語小辞典

ジャンボ

これらのキーワードがハイライトされています:ドリフタ

意味

トンネルの断面いっぱいになるような移動式の足場にドリフタと呼ばれる強力な削岩機がずらりと並んだトンネルの掘削機です。手持ちの削岩機はドリルで、コンクリートブレーカーは、その親戚です。たいていは空気圧で動きます。エンジンや電動もありますが。ジャンボのもともとの意味は削岩機とは関係なさそうです。ただ、でかいというか、イギリスの動物園がアフリカから買った象の名前が Jumboだったのです。これが世界的に人気者になって以後、アメリカでもジャンボバーガーとか大きいものは何でもジャンボをつけるようになったらしいです。ではジャンボは英語なのか?どうも出身地のズールー族の言葉で多分、スワヒリ語かと思いますが大きな荷物とか家とかを意味する Jumbaから来ているらしいです。(wikipedia ではJamboから来た言葉でHelloというあいさつです。さらにネットで調べたら日本では圧倒的に「こんにちわ」ということになっています。まあ、同じでしょう。多分、「こんばんわ」に使ってもいいのでしょう。大きいという意味が含まれているのは Jumbaの方のようです。ここに Helloという言葉を使ったので「英語のHelloの語源は?」というキーワードでこの項目がヒットしました。Webster辞典で調べましたが、14世紀には使われていた言葉で意味までは遡れないようです。)とにかくトンネルの世界ではジャンボと言えば巨大な削岩機で、フランス語の辞典でもそうなっています。ガントリージャンボも同じ意味です。ガントリーというのは移動式の足場でロケットの移動に使うのもそうです。ガントリークレーンはクレーンを乗せた足場が動くわけです。ゴライアスクレーンは、その別名で、ダビデが倒した巨人・ゴリアテの米語風発音でしょう。ドリルジャンボというのは、ジャンボを誤解のないようにより正確に表しただけで同じだろうと思います。ジャンボの英語は jumboですが、実はユンボと語源が同じなのです。

英語

jumbo

ページトップへ戻る