建設用語小辞典

サンドパッチング

これらのキーワードがハイライトされています:推定キメ深さ

意味

サンドパッチング

路面の粗さを計る方法の1つです。サンドパッチ試験とも言います。容積のわかった細かい砂を路面の上に置き、これを円形になるようにゴム板(直径 60mmくらいのゴム板を木の板に貼り付けたもので柄がついています。英語はsand spreading tool(device))で、できるだけ敷き広げると、路面の凹の部分に砂が入り込みます。正確な円にはならないので、2方向で直径を計って、その平均値から面積を出し、砂の容積を割ると平均の砂の厚さがでます。これをキメ深さ、かっこよく言うとテクスチャ・デプスです。

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砂を用いる方法でもう1つあるのは、これは日本だけかと思いますが、砂拡大器という長方形の器具を使って砂を長方形に広げる方法があります。英語にするのが難しく、sand spreading toolやsand spreading toolというと別のものになってしまいます。今ではレーザを使って凹凸の形状をデジタルで読みとって数値処理して求めます。といっても処理の仕方で変わるので、ISOで標準の方法が定められる方向にあります。MPDというのが平均キメ深さで、このほかに、ETD・平均キメ深さ、RMSTD・二乗平均キメ深さといった言葉が出てきています。テクスチャが肌理(きめ)に当たります。

英語

sand-patch test

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