建設用語小辞典

エポキシ樹脂

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意味

熱硬化性樹脂の一種で、接着性や耐水性があります。アルカリにも強く、硬化するときの収縮が少ないという優れもので、コンクリートの補修のときにひび割れに充てんしたり、シートの接着に使います。どろどろの軟らかい状態からパテ状までいろんな硬さで作れます。比較的軟らかい状態のものを使ったのが、熱硬化性アスファルトです。熱硬化性というだけあって、低温のときはなかなか固まりません。低温でも固まりやすいのが熱可塑性樹脂のアクリル樹脂で、冬場でも使えますが、エポキシに比べて硬化収縮が大きく、曲げには弱いところがあります。ポリエステル樹脂は低粘度(ねんど)で硬化も速く、強度もあって低温でも使えますが、酸には強くてもアルカリには弱いという特徴があります。ポリウレタン樹脂は、可とう性、つまり、折り曲げるような力がかかっても壊れない性質が優れているほか、摩耗にも強く、表面保護工法(ひょうめんほごこうほう)や目地剤、防水材としてよく使われます。雨の日には、補修などしないのが常識ですが、ウレタン系の樹脂は水と反応する性質があり、降雨のときの施工は避けます。フッ素樹脂はフライパンなどに塗ってあるやつですが、耐候性がすごくて、水をはじいて、汚れもつきにくい、といった特長があります。値段が高いのが欠点です。摩擦係数が低いのも特徴で、ハイパーホッケーの台にも使われます。特に耐候性が要求されるときや汚れを嫌うところに使います。シリコーン樹脂は、固まるとゴムみたいになるもので、家庭でも風呂場の水回りの目地などで使われています。

英語

epoxy resin

当社商品

エクセレント-エポック(高耐久型アスファルト舗装)QPR-メンテ(排水性舗装用常温補修材)

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