建設用語小辞典

アバット

これらのキーワードがハイライトされています:逆T型橋台

意味

アバット

正式にはアバットメントでしょう。橋台、つまり橋の両側で橋桁を受ける台のことです。途中で橋桁を支えるのはピア pier つまり橋脚です。橋台にはたいてい、土留め(どどめ)用のパラペットが設けられます。パラペットというのは要するに胸壁ですから建築でもバルコニーとか屋上などに危険防止のために作る手すり壁もそうです。橋台には橋の荷重を受けるという大きな違いはありますが、構造的には擁壁(ようへき)と良く似ていて、重力式橋台、半重力式橋台、扶壁式橋台などは橋を受ける台とパラペットがあるという点を除くと構造はほとんど同じで、名称も橋台と擁壁(ようへき)が入れ替わるだけです。逆T型橋台は橋台にしかないようです。逆T型擁壁があってもおかしくはありませんが。多分あるでしょう。abutmentにはダムなどの構造物が取り付けられる岩盤という意味もあります。

英語

abutment

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