建設用語小辞典

アスファルト舗装要綱

これらのキーワードがハイライトされています:道路工法叢書

意味

これ一つあればアスファルト舗装の設計から施工まで出来てしまうという本です。前身は1950年に日本道路協会から発行された道路工法叢書で、以来、1960年、1967年、1978年、1992年と、その時々の最新の研究成果を反映してきました。戦後の道路の急速な整備に大いに役立ってきましたが、技術の進歩に対しては後追いになりがちで、その弊害も指摘されていました。もともと、技術の標準を示すもので、自信があれば、新しい技術を使うことを妨げるものではないはずですが、発注者側にも新技術を理解する能力が要求され、ややもすれば安全第一で標準を使うということに成り勝ちでした。2001年12月に大改訂され、コンクリート舗装から土系舗装までを取り込むとともに、近年の性能規定発注にも対応するよう、また、大部になることを避けて舗装設計施工指針と舗装施工便覧に分冊し、以後の改訂を容易にする工夫がされました。コンクリート舗装要綱

英語

Manual for Design and Construction of Asphalt Pavement

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