建設用語小辞典

養生(ようじょう)

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意味

(1)コンクリートは強度が出るまでの間、湿潤に保つ必要があり、水分が失われないように、覆ったり、散水したりすることを養生と言います。必要な強度が出るまでの期間を養生期間と言い、コンクリート舗装では曲げ強度(まげきょうど)が35kg/cm2になるまでの期間です。この期間は2つに分けられ、初期養生というのは、後期養生で行うむしろや麻袋、養生マットなどを掛けても表面が荒れない程度に固まるまでで、直射日光をふせぎ、水分の蒸発を押さえるため、三角屋根を使って覆いをし、膜養生などをします。膜養生というのは、打ち終わったコンクリートの表面にアスファルト乳剤、ビニール乳剤などを散布して、膜を形成させる方法、あるいは薄いプラスチックフィルムを使って覆うことです。被膜養生とも言います。アスファルト乳剤は路面が汚れるので、ほとんど用いられません。コンクリートを早く硬化させたい場合にホットスプレーといって、速硬性の樹脂を加熱してから吹き付ける方法があるそうです。

(2)命を大切にするのが養生、コンクリートの場合もコンクリートの命を養生しているのでしょう。高所作業のための足場(あしば)では落下の際の養生として養生ネットとか養生棚といったものがあります。養生棚と作業する人が歩くためのあゆみ板と同じようなものでしょうが、別に歩いて行く必要のないところにはみ出してあるのは養生棚なのでしょう。

英語

cure,curing

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