建設用語小辞典

整層石積み(せいそういしづみ)

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意味

石を整然と並べた石積み(いしづみ)です。ランダムに並べるのは乱層石積みということになります。不定形の雑多な石を組み合わせて積むのは乱積みということです。野石積みは必然的に乱積みになります。岩座積み(がんざづみ)とも言うらしいです。貼るのは乱貼りです。積むのと貼るのとの違いは、積むのは、それ自体で壁などの構造になるのに対して、貼るというのは壁のようなものに薄く石を貼ることを言うようです。長方形の石を斜めに使ったのは谷積みです。

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左の図のように整然と並んだ谷積みは矢羽積みでしょう。うってがえし積みともいうようです。谷積みは多少不規則があって乱積みとの区別があいまいになります。谷積みの英語を探して来た人がいましたが、矢羽積みと同じヘリンボンでいいでしょう。乱積みの中でもかなり大小の差があって崩した感じにしたのをくずれ積みと言うそうです。また、石をきちんと組み合わせて積むのを組積みといいます。石積みというのは擁壁などとして支える役目をしますが、力はかからないけど、つながっていて、見栄えのために設けるのは化粧積みです。化粧積みについては、もう二つくらい意味があるようです。一つは強さとしては大した役目はしないもので、意匠を凝らした表積みレンガを使うとか目地だけを綺麗に仕上げるもの、もう一つは、意匠というか並べ方をデザインしたものをを言うようです。イギリス積みとかフランス積みなどもそうでしょう。こうした石積みの表面に出る石は面石 (つらいし)です。このほか、野面積み、割石積み、布積み、布乱積み、雑割石積み、整形乱積み(方形乱積み、整形乱貼り、方形乱貼り)、整層乱積み、立て積みなどの言葉があります。六角形の石を亀の甲形に積んだり貼ったりするのは亀甲積み、亀甲貼りです。長方形のレンガみたいなのを模様になるように積む文化積みというのもあります。このほか布築き伐合せ積(ぬのずききりあわせづみ)四方伐合せ積(しほうきりあわせづみ)矢羽小谷積(やばねこたにづみ)綾織積(あやおりづみ)とか亀の子が少し平ったい感じのは並亀甲積(へいきっこうづみ)らしいです。六角形の少しひしげた形を使って矢羽みたいに積む亀甲矢羽積(きっこうやばねづみ)というのもあります。

英語

range

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