建設用語小辞典

密度(みつど)

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意味

単位体積あたりの重量です。こういうと比重と同じことになりますが、土や、アスファルト混合物のように、空気も含めていろいろな物質が混在している物体については、その状況により値が変わり、密度という言葉を使っています。実は比重(ひじゅう)も、その計り方によっていろいろ出てきますが。土の場合だと単位体積重量(略して単重をよく聞きます。)という言い方もあり、これには水分を含めた湿潤単位体積重量(簡単に湿潤密度とも言います。)と乾燥単位体積重量(乾燥密度)とがあります。コンクリートでは骨材について単位容積重量(たんいようせきじゅうりょう)というのがあります。これは1m3について言うようです。普通はg/cm3で表します。みかけ密度というのは、水分のない完全に乾燥した(絶乾状態と言います。)アスファルト混合物の空気中での重量から、水中で計った水中重量を差し引いて容積を出し、普通の空中重量を割って求めます。混合物に水が入るような空隙があると、密度は大きく出ます。かさ密度というのは、混合物を水中に浸けておいて、取り出して表面についている水を拭き取ってから重量を計ります。この重量を表乾重量と言います。この表乾重量と水中重量との差から体積を出して、空中重量を割って求めます。こちらの方が見かけの体積、つまりかさで密度を求めていることになります。混合物の中の空隙率を計算するときはかさ密度を使った方が正しく出ます。アメリカではGmbという略号を使います。排水性舗装に使うような開粒度の混合物では、水に浸けて引き上げると、混合物の中に浸入していた水が吐き出されて、表乾重量が計れません。そういう混合物についてかさ密度を求めるときには、パラフィン法と言って溶かしたパラフィンの中に混合物の供試体を浸けて空隙をふさいでおいて、水中重量を求めます。かさ密度を計算するときは、もちろん使ったパラフィンの量も計算に入れます。アスファルト混合物については理論最大密度というのもあります。これは、混合物の中に空隙が全くないとして求めた架空の密度で、使った材料すべての平均比重ということになります。略して理論密度ということもあるようです。理論最大密度と締固めた混合物のかさ密度を比較して空隙率を求めます。→比重、密度、単位体積重量

英語

density

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