建設用語小辞典

坑門(こうもん)

これらのキーワードがハイライトされています:突出型

意味

坑門

トンネルなどの入口の構えを言います。坑門の付近は土石流や落石、崩壊、なだれ、異常出水等などの起こりやすい場所です。雪の多いところでは吹き込みが少ないよう、雪庇ができないようにする必要があります。換気とかの機器を置く場所でもあったりします。ドライバーにとっては景観、狭いところに入り込む圧迫感など気になるところです。こうしたことと出口付近の地形に合わせていろんなタイプの坑門があります。一番多いのは地山の斜面に沿い気味にに出てくるものでしょう。トンネルをあまり長くしたくないので山裾に近いところを縫うようにするとそうなります。そうすると片側の地冠りが薄くなり、トンネルのアーチには地山から押し出すような力がかかって、偏圧がかかります。アーチは偏圧がかかると弱いので抑え盛土をしたり、その盛土を抱きかかえるような抱き擁壁といった変則な擁壁を作ったりします。この抱き擁壁はいかにも危なっかしいので下図左のように地山にアンカー設けて鋼棒で引っ張ったりします。これは半重力式、そのほか、両壁型(ウイング式、アーチウイング式)、半突出型(パラペット式)、突出型(突出式、竹割式、逆竹割式、ベルマウス式、逆ベルマウス式)とあります。図の右に行くにしたがって、景観的にはアーチが見えるだけで壁に遮られず、ドライバーに対する圧迫感が少ないでしょう。この図は九州地方整備局の資料から作ったものです。坑門は英語で言うとポータルですが、下路橋のトラス橋で見る門構えみたいなのもポータルです。

英語

portal

ページトップへ戻る