建設用語小辞典

マイクロパイル

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意味

名前からどんなに細い杭かと思ったら、普通の杭よりは細いというもので、その工法に特徴があります。地質調査のボーリングと似た感じで、短い鋼管を次々と継ぎ足しながら押し込んで中を掘削し、鉄筋を入れてやってからグラウトを注入して杭の形を作るというものです。橋桁の下のようなところでも作業できるのですでにある基礎の補強に適しています。高耐力マイクロパイルというのは、杭の形ができたところで、今度は少し鋼管を引き上げて先端に高圧でグラウトを注入して、こぶをつくって支持力を増すようにします。鋼管はまた、こぶのところまで押し込んで支持力が上部に伝わるようにするものです。STマイクロパイル工法というのは、ちょっと複雑で、二重になった二重管ロッドというのをやはりボーリングの要領で押し込んでいきますが、先端に噴射口があり、最初に水を高圧噴射してドロドロの状態にしてから、次にセメントとかの硬化剤を噴射してまわりを固めます。そのあと、今度はねじ込み式のオーガーボーリング要領で、これも継ぎ足しながら、固まった中をくり抜き、そこに高強度の鋼管を入れて、さらにすき間をグラウトするというものです。普通のマイクロパイルは水平の力にはあまり抵抗できませんが、STマイクロパイル工法の場合はかなり強いということです。ねじ込み式マイクロパイル工法はもっと簡単で、細いといっても直径20 cmとかのものですが、そのまわりに翼みたいなのを必ずしも連続ではありませんが、ネジ山みたいに取り付けて、これを回転させてねじ込んでやるもので、翼で大きな支持力が得られるというわけです。これはグラウトとかの必要もなく簡単でよさそうです。複雑な方法はそれなりに長所があるのでしょうが。

英語

micro-pile

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