建設用語小辞典

ニーディング

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意味

ニーディング

こねるという意味です。餅搗きにように突くのもニーディングです。舗装の転圧(てんあつ)ではニーディング効果が生じ、タイヤローラは特にその効果が大きいと言われています。アメリカのカリフォルニア州ではアスファルト混合物の締固め試験(しめかためしけん)にニーディングコンパクタというのが用いられます。これは棒をアスファルト混合物の中に押し込むようにしてニーディングを起こさせて締め固めるものです。マーシャル試験では棒を落して叩きつけるようにして締め固めますが、ニーディングコンパクタの方が実際のローラによる転圧に近いとされています。なぜ、カリフォルニアだけなのか、アメリカの場合、州に独立性があり、大半の州はFHWAの指導によるマーシャル法でアスファルト混合物を設計していますが、カリフォルニア州は特に力を持っており、独自のビーム法という設計法をとっています。⇒安定度(あんていど)。(ごく最近、AAPTの論文集からネバダ州でもビーム法を使っていることがわかりました。ほかにもあるかも知れません。)SUPERPAVEでは、アスファルト混合物の設計のための締固め試験機としてジャイレトリーコンパクタを用いることとしました。これは、円筒形の試料容器(モールド:mold、どの試験法も円筒形を使います。)を少し傾けて(この傾ける角をジャイレトリー角と言います)、上か下を支点にすりこ木運動させると、試料は押し固められると同じにローラで締め固めるときと同じようなニーディング作用をうけます。より現実に近いというわけです。マーシャル締固めで叩きつけると、骨材(こつざい)の多い混合物では石が叩き割られることもありますから。問題もちょっと有って、周面がこすれて、排水性舗装のような空隙の多いものが、周面では、孔が潰れてしまいます。スーパーペーブで用いるものは、従来のものと少し仕様が違うのでスーパーペーブ・ジャイレトリーコンパクタ、略して SGC (Superpave Gyratory Compactor)と呼ばれます。

英語

kneading,kneading action

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