建設用語小辞典

透水試験(とうすいしけん)

意味

舗装の場合、室内で行うものと現場で行う現場透水試験があります。どれも水を実際に流してやるのですが、現場で行うものは透水係数(とうすいけいすう)を求めるわけではなく、円筒を路面に押しつけて横漏れしないようにゴム粘土のようなもので塞いでおいて、中に一定量の水を入れて何秒で路面に吸い込まれるかを計って、15秒あたりに換算したものを浸透水量と呼び、一番よく行われます。室内で行うものは3種類あります。水を自然流下させるのに2通りあって一つは水位を一定に保つように水を補給しながら、行う定水位式透水試験。もう一つは一定量の水を流下させて水位が変化する変水位透水試験ですが、普通は定水位式透水試験でやります。ここまでの透水試験は水の透りやすさを見ると言う試験ですが、防水能力を問題にする橋面の舗装などで水の透りにくさを計るには圧力をかけて強制的に水を透させる加圧式透水試験があります。これらでは透水係数が求められます。

英語

permeability test

ページトップへ戻る