建設用語小辞典

表面保護工法(ひょうめんほごこうほう)

意味

コンクリートの表面に樹脂を塗ったり、連続繊維シートを貼り付けたりして、耐久性を増そうという工法です。パネルを接着する方法もあるそうです。ライニング工法というのは、保護層の厚いものです。下水管などのすでにあるコンクリートでは、またいろんな方法があります。物干し竿に使うような熱で硬化する筒状のシートをくるっと反転させながら、空気や水の圧力で押し込んで、蒸気などでコンクリート管に密着させる反転工法。筒のガラス繊維に硬化性の樹脂をしみ込ませたものを、やはり熱を加えて管の内側にさらに管を形成させる形成工法。さや管工法は、一回りだけ小さいプラスチックの管を押し込んで、すき間にはセメントミルクを注入して一つの管にしてしまう工法です。また、塩化ビニールなどの帯状のものを管に引き込んでおいて、製管機でスパイラル状に帯を巻いて接着させて管を作ってしまう製管工法というのもあるそうです。別名はSPR工法というようですが、何の略なのか?ネットでは Spirally Pipe Renewal Methodというのと Sewage Pipe Renewal Methodが出てきます。多数決を取ると 2:30でSewageの方が圧勝ですが、これですと下水管再生工法くらいの意味で、Spirallyの方が工法の特徴を表しているように思います。

英語

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