建設用語小辞典

表面乾燥飽水状態(ひょうめんかんそうほうすいじょうたい)

意味

骨材の中にも若干の空隙がありますが、その空隙が水で埋まった状態です。実際にはは水に浸けておいた骨材を乾いたタオルで拭き取った状態のことです。このときの骨材の比重、つまり表乾比重が必要になることが多いのです。と言うのは、コンクリートを練るとき、セメントと水を加えるわけですが、骨材の中に含まれている水を計算に入れるのに必要になるからです。長ったらしいので、普通は表乾状態、あるいは単に表乾(ひょうかん)と呼ばれることが多いようです。表乾比重とアスファルト混合物で用いるみかけ比重とは似ていますが、ちょっとした重要な違いがあります。

英語

saturated surface dry

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