建設用語小辞典

栗石(ぐりいし)

意味

10cm~20cmの大きさの天然で丸味のある石のことです。石積み(いしづみ)にも使えそうな大きさのものは五郎太石、呉呂太石などと言います。五郎太石の語源を探して来た人がいましたが、ネットでも発見できません。想像で言えば、ゴロンゴロンと転がる感じを漢字で表しただけでしょう。野石というのはもっと大きいもののようです。玉石とも言います。砂利といってもいい大きさのものは玉砂利です。割られた角張りのあるものは割栗(わりぐり)、割栗石 rubbleなどと言います。アメリカの文献でrubblizeという言葉が見られますが、辞書にはありません。これは古い傷んだコンクリート舗装をぶち割って、小割にして路盤として使う工法、seating: シーティングと呼ばれていますが、そのように小割にすることをrubblize:ラブライズ、つまり割栗石同然のものにすることです。

英語

cobble stone

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