建設用語小辞典

打設(だせつ)

意味

コンクリートを型枠に流し込んで締め固める一連のことを言います。打設すると動詞にも使います。動詞としては打つという言い方もします。アスファルト舗装でこれに相当する言葉は舗設です。英語ではこれらに相当する言葉は知りません。placementというのがそうらしいですが、置いて lay、敷き広げて spread、締め固める compactionというのを全部、ひっくるめた意味があるのかよくわかりません。建築用のコンクリートのように流し込む感じのものだったらconcrete pouringでいいでしょうし、型に入れることを重視するならconcrete casting、舗装用のコンクリートみたいなのは固くて流し込むとか型に入れるという感じではないのでconcrete placingでしょう。コンクリートはなぜ打つのか?、打設するのか?誰しも疑問に思うことでネットで見るといろいろな答えが見つかります。コンクリートはすみずみまで行き渡らせることが重要で、そのため今みたいにバイブレータがない時代は、表面をピチャピチャ叩いたり型枠を叩いたり、つまり打って振動を与えていたというのが有力です。私はもっと古くからあった言葉を転用したのだろうという気がしています。土間のことを叩きと呼んだりしますが、これは土を叩いて締め固めていたわけで、おそらく土壁も打っていたのでしょう。いずれにしても叩いて振動を与えることが重要なんだと思います。土間を打つと言うと土間を叩いて作り上げることを意味します。ちょっと飛びますが料理でもハンバーグみたいなものを作るとき、中に空気の隙間ができないように手のひらでピタピタと叩きます。意味合いとして似たものでしょう。

英語

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