建設用語小辞典

感潮河川(かんちょうかせん)

意味

潮の干満に感じて川の流れが逆になったり水位が変わったりする河川です。感潮区域と言ってどの川もそうなっているはずですが、ある程度の長さにわたって飲料水の水源に使えないとか、そういうところのシジミは美味しいといいますが、生態系が違うとかする川のことです。「干潮河川」を検索してこのページに来る人がいました。この上に干潮、下に河川という言葉があるのでGoogleで59,600件ある中でトップにヒットしたようです。変な言葉だとは思いましたが、カンチョウカセンという言葉は何度か耳にしたことがあり、想像としてはここに説明したようなことを思い起こしました。ですが「感潮河川」が正しい言葉だと思います。「かんちょうかせん」と入力して変換するとまず、干潮河川が出てきて感潮河川には変換されないのでちゃんとした論文でも干潮河川になっているのが多いのでしょう。Googleでは 10,500件のヒットで多数決では圧倒的に干潮河川になります。干潮河川で意味をなすように解釈すると、干潮のときだけ真水の川で満潮の時は海水が逆流して川ではなくなるということになるかも知れません。

英語

tidal river

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