建設用語小辞典

大理石(だいりせき)

意味

元は石灰岩で、これが変成して再結晶したもので粒状結晶石灰岩という難しい言い方もあります。上等の石材の代表で建築の装飾用に使われたりします。古くは寒水石という呼び名も使われていたようで正倉院宝物の中にもあるそうです。薬臭い名前ですが利尿薬とかで今も漢方で使われているようです。近頃では粒状の大理石のことを言うようで、これをセメントと混ぜて外壁の仕上げの塗装に使って洗い出し(この場合は、かき落しともいいます。)をして表面をざらつかせた仕上げにするのに使われます。だいたい 9 mm以下の粒で、量を多くするほど荒々しくなります。大理石も古くからある呼び名で中国の雲南省の大理府で採れたのが由来だということです。参考→岩手県立博物館

英語

marble

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