建設用語小辞典

再生合材(さいせいごうざい)

意味

古い舗装からリサイクルしてきた材料に必要に応じて新しい材料を加えて作った合材です。正式には再生加熱アスファルト混合物でしょう。再生材というと路盤材料まで含めて回収した廃材のことになります。再生骨材は回収してきた舗装材を機械的に砕いたり、熱、蒸気などでばらばらに解砕したもので、元のアスファルトも含んでいます。このアスファルトは老化して硬くなっているので再生用添加剤あるいはもっと端的に若返り剤を添加することもあります。アメリカでは回収したアスファルト舗装をRAPと略称します。用語の使われ方を見ると再生骨材と同義のようです。 余談→再生骨材には古いアスファルトが付着していて、日本ではこれも抽出試験で量を調べて、当たり前のように、アスファルトと勘定しますが、アメリカでは、再生骨材は単なる黒い石と考えるのか、アスファルトの付着した石なのと、という議論があったようです。技術資料のAAPTの論文集の要約に載せておきましたが、結論は単なる黒い石ではないということのようです。

英語

recycled hot mix asphalt

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