建設用語小辞典

アスファルト中間層

意味

コンクリート舗装は路盤の上に直接、載せてもいいのですが、路盤の一部として、アスファルト中間層といって、アスファルト混合物を設けることがあります。とにかく舗装の下に水が入ると、ポンピング現象が怖いので、防水の役目をします。そんな恐れが無ければ設けなくてもいいのですが、絶対にないとは言いきれないので、設けた方が無難です。また、路盤というのは、普通は砕石を締固めたものですが、ものがものだけに、施工精度はcm単位よりは、まし、という感じです。アスファルト混合物ならmmの精度で施工できますので、平坦性が確保でき、上に乗るコンクリート版の施工精度もよくなり、耐久性も増します。アスファルト中間層の上には、石粉を塗布します。その理由は路盤紙(ろばんし)の場合と同じです。

英語

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