建設用語小辞典

密粒度アスコン(みつりゅうど)

意味

アスコンというのは、もちろんアスファルト・コンクリート asphalt concreteのことです。したがって正しくは密粒度アスファルト混合物です。最大の骨材の粒径から一番小さい粒径まで、一様にあるもので、表面が緻密に仕上がります。表層として一番よく用いられます。イギリスでは dense bitumen Macadam (DBM)という言い方をするようです。マカダムというと、人の名前をとった工法ですが、イギリスでは、この工法がほとんど使われなくなっても名を残すようにしているようです。骨材の2.5mmふるい通過重量百分率は35 - 50%です。密粒度ギャップアスファルト混合物というのがあります。これは大体のところは密粒度と同じですけど、2.5mmから0.6mmの骨材が少なく、つまりここがギャップになっていて、その分0.6mm通過分が多くなっています。わだち掘れに強くすべり抵抗に優れるとされています。

英語

dense grade asphalt concrete,dense bitumen Macadam,DBM

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