建設用語小辞典

合成桁(ごうせいげた)

意味

普通に橋桁を作って、その上に床版を載せると、床版の重量の分は下の橋桁に対しては単なる荷重として働き、上に自動車などの活荷重が乗ったときにはじめて合成桁として働きます。これが活荷重合成桁です。これに対して、床版を施工する前に、橋桁が浮いてしまわない程度に下から支保工(しほこう)で持ち上げておいてから、床版のコンクリートを打って、固まってから支保工をはずしてやると、死荷重に対しても合成桁として働きます。死活荷重合成桁と言います。とうぜん、この方が橋そのものとしては経済的になるはずですが、支保工を要し、施工管理が大変で、今一つ確実性に欠けるのであまり適用例はありませんが、実際にあります。

英語

composite girder

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